古屋俊彦 トーク

本日2/4(日) 、寒い中、展覧会にご来場いただいたみなさま、古屋俊彦トークにご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございます!

古屋俊彦トーク、最初は柱と文字の起源の話から。佐藤実さんが企画の過去の展覧会でのお話を交え古屋さんの作品を紹介。それを発展させるかたちで文字についての古屋さんの考察を説明してくれます。ちょっと難しいところもありつつ、一旦休憩に。


合間に改めて作品を観つつ、飲み物を飲んで後半に。
作品の話から欠如の線とそうではない線の違いを。
佐藤さんが途中、疑問点が無いか確認しつつ丁寧に解説。
更に、改めて六角文字の作られ方とそのプログラミングを画像と共にご紹介。

増殖していく六角文字の映像はなぜかどこか有機的で本当に美しい。
線のものから六角形のものまで拝見しました。

最後に質疑応答。線に興味を持ったきっかけ、所有する事とは(まさにPossession!)を考えていたこと。そして音と楽譜の話も。

今日も濃かったです。
古屋さんのお話は、作品と同様、難しい言葉も混じりますが、今まで私たちが目に留めず、見てこなかったものを気づかせてくれて、この世界の見方が反転するような勢いで視界を開いてくれるのがとても楽しい。


丁寧に噛み砕きながら話を進め、話を操縦してくれた佐藤実さん。
そして古屋俊彦さん、フォローをしてくださった深山さん、笹口さん、本当にありがとうございます。

またこういう会を含めてお話を聞きたいなぁと心から思います。
(細かな事も本当はいっぱい書いたのですが敢えて消しておこう。笑。)

明日2/5(月)もObsession Conception Possession展10:00-18:00でオープンします。いよいよ展覧会も明日と明後日のみ!

皆さまのご来場、心よりお待ちしております!

Obsession Conception Possession

それぞれ異なる視点でアイディアという言葉だけではとどめることの出来ない思考と探求の痕跡を作品化している、笹口数、若林雅人、そして古屋俊彦という三作家の作品、インスタレーションを一同に展示する事により、現在の日本に於けるコンセプチャルアートの堅固な表現の一端に触れる展覧会